さて、「ホッと息抜きコラム」記念すべき第1回目のテーマは、あなたに合った勉強法を探ろう です。
勉強法に正解はありませんが、効率というものは存在します。
自分の性格や行動パターンを理解した上で勉強の準備を行うことは大切です。自分は書いて覚える派なのか、読んで理解していく派なのか、良し悪しはその人によって変わってきます。
ただがむしゃらに勉強するのではなく、本格的に勉強を始める前に自分というものを見つめ直しましょう。
真の姿が露わになるのか…!?
早速やってみます。
目次
トライ式性格診断(導入)
- スタンフォード大等で研究され高い評価を得ている性格診断法をもとにしています。
- 性格特性に合った学習指導を実施することで、高い学習効果を上げることができます。
それっぽい事を書いていますね。クララが大好きなのでやってみましょう。
この中だと私は「のんびり」「知識探求」辺りですかね。さて結果は…
はい却下!!!!!
違います私は完璧主義ではありません!!!理想に向けて努力してるならば留年なんかしません!!!
クララ出せよ!!!
※今年は予備校で頑張る予定です
➡ 浪人、留年を経験したアラサー男が、第103回薬剤師国家試験合格を目指す。[挨拶編]
YYK「診断結果に文句言ってたら診断になりませんよ??」
ビッツ「でも俺完璧主義じゃないよね??そう思うでしょ?」
YYK「まぁそうですね(きっぱり)」
…はい。次いきましょう!スタンフォード大等で研究されたものを元にしているらしいので、興味のある方はやってみて下さいね。
NLPタイプ診断 VAKモデル(本編)
NLPタイプとは?
Neuro-Linguistic Programming: NLP
ジョン・グリンダー(言語学者)とリチャード・バンドラーによって提唱された神経言語プログラミングテストのこと。人間の五感のうち、特に使われる視覚、聴覚、身体感覚(触覚、嗅覚、味覚)について、大きく3つの脳タイプに分類していく。
多くの診断の中から、勉強をする上でNLPタイプ診断は使える!
と感じたので今回採用しました。何故なら、どのような人でも、見る、聴く、書く(触れる)、何れかに重点を置き勉強を行っているからです。
自分のタイプを診断してみよう
自分にあった勉強法に沿って情報を取り込むことにより、効率的かつ、勉強する際のストレスを軽減させることができます。
※診断が終わった方は各項目に飛んで下さい。内部リンクです。
➡ 視覚タイプ
➡ 聴覚タイプ
➡ 身体感覚タイプ
どうでもいいけどビッツの結果
私ビッツは、身体感覚が高く、聴覚タイプが低い結果となりました。確かに人から聞いた話はすぐ忘れますし、他人が喋っている内容を覚えることが苦手です。
これ予備校生にとっては致命的なんじゃね??
と感じますが、その授業内容をすぐに書いて覚えることによりカバーできる可能性があるという事ですね。これも自覚はあります。
私ビッツは、書かないと覚えられません(笑)
管理人YYKさんにも診断をしてもらったところ、彼女は視覚タイプでした。
これも確かに、なんですよ。
YYKさんは書いて覚えるより見て覚える派です。書くのがめんどくさいからと本人は言っていましたが、無意識にタイプを理解した上で勉強をされているのでしょう。
では、どのように勉強を行っていけばいいのか、それぞれのタイプについて見ていきましょう!
視覚タイプ(Visual)
絵や図、言葉、記号など映像から情報を学習する能力が高い。
- 要点を絵や図に書き込みながら視覚的に捉える
近年の薬剤師国家試験では、絵やグラフを使った問題が多く出題されています。薬理や生物はまず図解を使い、イメージする勉強法を取り入れてみよう。
- 参考書は一から読まない
どのタイプにも共通しますが、始めからきっちり読んでいては効率が落ちます。特に視覚タイプでは、視覚に入った多くの情報を一度に処理しようとするため、文字の読みにくさや配置、細かな内容で止まってしまいます。簡潔に書かれたものから勉強してみる事が大切です。
- ペンやマーカーを使い、文字や図を見やすくする
視覚からの情報を処理しやすいように、テキストを自分で作っていく必要があります。色を使ったり、逆にいらない情報が見えないようにする等、工夫しオリジナル参考書を作っていきましょう。
- 机の上はきれいに!
視界に入るものにより処理内容が左右される為、いらないものは片づけ勉強しましょう。
聴覚タイプ(Auditory)
自分で声に出したり、講義などで、先生の話を聴いて学習する能力が高い。CDを聴いたり、音声学習が最も効果的。
- とにかく講義を大切にしよう
どのタイプにも共通してはいますが、特に聴覚タイプは耳からの情報が勉強を行う上で重要となってきます。予備校に通う方は、講師が繰り返した内容を授業後に復唱し学習していきましょう。
- 声に出して勉強する
聞きなれた自分の声を使う事はとても効果的です。暗記をする際に活用してみよう。
- 友人と問題を出し合う
教授でも誰でもいいですが、口頭で問題を出し合ったり人に教えることで知識が定着されやすいタイプです。積極的に自問自答や人との会話を通し、勉強を行っていこう。
- ゴロを活用しよう
リズムや音を意識したゴロは、聴覚タイプが取り入れると効率がアップする場合があります。ゴロの過剰多用は注意が必要ですが、適度に利用するといいでしょう。
- 音楽を聴きながら勉強する時は、選曲は慎重に
聴覚タイプは音楽が雑音となってしまう場合があります。図書館などの静かな場所、生活音程度の場所など、自分で良い環境探しを行いましょう。
身体感覚タイプ(Kinesthetic)
手で書いたり、実際に自分でやってみたり、身体を使って覚える能力が高い。
- 勉強する体勢に変化をつける
同じ体勢で勉強を続けると飽きてしまうので、休憩時には一旦部屋から出たりと環境を変えることが重要になってくるタイプです。座ったり立ったりと変化をつけ学習を行っていきましょう。
- とにかく手を動かそう(書きまくろう)!
身体感覚タイプは経験から学習を行うので、自らがアクションを取り 学習に取り組む体制が重要となってきます。目で追うよりも、とにかく書いて書いて書きまくろう。
- 5年次の実習や研究室での研究を生かす
実際に体験・経験することにより知識の定着を図っていく為、研究や実習内容の復習から勉強を始めるのも手です。近年の薬剤師国家試験では実験的実務内容の出題も増えてきているので、暗記だけでは太刀打ちできない分野を自分のものにしていきましょう。
最後に
導入編もありましたが、NLPによって自分のタイプを確認できたでしょうか?
「○○タイプだからこれはダメだ!」
というわけではなく、どのように勉強していけばいいのか?と考える一つのヒントになればと思います。何ヶ月もかけ勉強をしていかなければならない為、自分の傾向を把握し勉強を進めていくことは効率UPにも繋がります。
国家試験が近づくにつれ、誰もがもっと時間がほしいと思うようになってきますので、早めに自分に合う勉強方法を見つけ出しておきましょう。
己と対話をしながらこれから頑張っていこう!