【法規】対人関係と心理状態

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目次




自己概念

セルフ・ハンディキャップ

セルフ・ハンディキャップとは、実行や成功ができないかもしれない場合に、自らハンディキャッップを課したりハンディキャップがあることを主張することである。

  • テストが上手くいかなかったのは体調が悪かったからだ (内的)
  • 薬剤師国家試験に合格しなかったのは試験が難しかったからだ (外的)
  • どうせ合格できないから試験前に漫画を読んでしまおう (獲得的)
  • 私は勉強できないほど忙しいんだ (主張的)

これらは全てセルフ・ハンディキャップである。

セルフ・ハンディキャップすなわち、自己防衛を行うことが一概に悪いとは言えないが、これから国家試験を受験する人にはどうか最後まで諦めないで頂きたい。

どんなに忙しくても、試験が難しくても、合格している人は毎年いるのである。

ただの「言い訳」にならないように注意してほしい。

弱気になることもあると思うが、試験合格に一番重要なことは、諦めない心であると考える。続けることの難しさは、学生時に経験していることだろう。

「これだけ頑張ったんだからきっと大丈夫だ!」

そう思えるように国家試験に向かって努力を続けて頂きたい。

対人関係におけるコミュニケーション

アサーティブなコミュニケーション

目標:他者の意見を尊重し、協力してよりよい解決に導くための方法を説明できる。
目標:自分の考えや感情を相手に伝えるための適切な方法を説明できる。

ヒト対ヒトの会話の中で意見の食い違いや対立が起こることがある。そこで、相互がアサーティブ(主張的)である事により、自他ともに尊重しながら意見交換を行うことができる。

アサーティブ(主張的)とは、単に自分の意見を押し付けたり、意見を押し殺すことではない。

最終的には、プラス,プラスの関係を築くことが重要となる。

対人関係と心理状態

目標:自分の心理状態を意識して他者と接することの重要性を説明できる。
目標:対人関係に影響を及ぼす心理的要因について説明できる。

対人認知・印象形成

対人認知とは、他者がどのような人間であるかを、非言語的コミュニケーション言語的コミュニケーションから推測することである。

印象形成もまた対人認知と同じ意味合いで使われるが、その中でもわずかな情報(服装や髪形等)から全体像を作り上げることを言う。

対人認知と印象形成について以下にまとめる。

 初頭効果 初めの印象(情報)により人物像を作り上げること
 親近効果 最後の印象(情報)により人物像を作り上げること
 暗黙のパーソナリティ理論 人の特性に関して、漠然と持っている形や考え方。 例) 外国人は陽気でリアクションが大きい
 ハロー効果 一つの際立つ特性により、他の評価が歪められること。 例) 人気俳優のドラマは面白い
 ステレオタイプ 社会に浸透している思想、レッテル、性差によるイメージ

心理的行動 (ピグマリオン効果、ゴーレム効果)

教育における心理的行動を以下に示す。

 ピグマリオン効果 (+) 教師が期待することにより、生徒が期待通りの力を発揮すること
 ゴーレム効果 (-) 教師が期待しないことにより、生徒の成績が下がること

キューブラー・ロスによる死の受容モデル

目標:相手の心理状態とその変化に配慮した対応の仕方について説明できる。

エリザベス・キューブラー・ロスは終末期研修の先駆者とされ、「死の受容モデル」を提唱した人物である。患者心理を理解するうえで重要となってくるモデルである。

キューブラー・ロスによる死の受容モデル (5段階)

5段階 内容

第1段階

(否認と孤立)

「私がそんな病気になるなんて何かの間違いだ」

第2段階

(怒り)

「なぜ私なのか。何も悪いことはしていない」

第3段階

(取り引き)

「○○をするためにあと少しだけ」

第4段階

(抑うつ)

「もうどうすることもできない」

第5段階

(受容)

「人は誰でも死ぬ。私の最期はここなんだ」
全ての段階を踏むとは限らず、また患者によっては可逆的段階となる。
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