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子どもに就いて欲しい職業 2位「医師」、3位「看護師」、5位「薬剤師」

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2017年3月14日、ソニー生命保険株式会社から興味深いデータが発表されました。1000名を対象としています。

大学生以下の子ども(複数いる場合は長子)がいる30~59歳の男女

ソニー生命保険株式会社


子どもに就いて欲しい職業ランキング

1位:公務員

2位:医師

3位:会社員、看護師

5位:薬剤師

6位:医療関係

7位:教師、研究者

9位:福祉関係

10位:保育士 


さて、あなたはこの結果を見てどう感じましたか?病院薬剤師YYKさん、薬剤師国試浪人中のビッツ2人が話していきます。

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目次

「子どもに就いてほしい」とは?

薬剤師・YYK

これはだから…そのままの意味で、親が子供に就いてほしい仕事ということですよね。色々おかしくないですか?(笑)

予備校生・ビッツ

そうだよね。子どもに就いて欲しい職業は?と聞かれ、子供が目指しているもの、子供が就きたいと考えている仕事、と答えてる人はいないってことか(笑)

 薬剤師・YYK

例えば、お子さんに夢がないだとか、世の中にどのような仕事があるか興味を示さない場合は、親がいくつかの道を示し、導いてあげるのも悪い事ではないと思います。むしろプラスになるはずです。

ただ、もしお子さんが『月給が安定しない職』を夢に持った場合に、親子で衝突しそうなランキングではありますよね。

予備校生・ビッツ

パッと見ただけで安定重視なランキングだと分かるし、夢を持った子とはどう向き合うか難しい問題だね。

そういえば薬剤師kitさんは、親の希望で薬学部進学を決めたとおっしゃっていました。そして今や薬剤部長。ご自分の仕事に誇りを持っていますよね。だから、親が世間的に安定な職を勧めることは必ずしも『悪』にはならない。

当時夢がなかった子が社会人となって、『親の言った道で間違いなかった』と思える職に就けているかもしれない。

職を転々としていたりなかなか正社員になれない20~30代がいることを目の当たりにするのは、高校生ではなく社会人になってからだからなぁ…。みんなよく分からないまま大学を卒業して働いてる。

➡ 現役薬剤師に聞く、学生時の将来の夢は?


子供の意志は?といった点が気になるデータですが、親視点でのアンケートではやはり「安定性」「金」が見えてきます。

上位5位に医療系職業が3つ入っているのは、「やりがい」イメージも大きいと思いますが、一番は資格持ちで、ある程度安定した給料をもらえるといった点でしょう。

1位がざっくりと「公務員」という結果なのも恐ろしい。給料がボンっと跳ね上がることはなくてもいいから、とにかく安定した生活を送ってほしいという事でしょうか。

6位の「医療関係」も、おいおいおい!と突っ込みを入れたくなりますが(笑)結局は資格という安定性ですね。

5位「薬剤師」について

上位に選ばれる理由とは?

薬剤師・YYK

普段は目立たない職なのに、こんな時だけランクインする薬剤師(笑)

就職・安定・お金・女性の働きやすさ、といったイメージが先行しているのでしょう。

5位の薬剤師については、「結婚しても長く続けられるから」といった理由が挙げられました。

予備校生・ビッツ

この点について実際どうなんでしょう?

薬剤師・YYK

間違ってはないと思います。

現に、まだ小さいお子さんがいる先生もフルで働いています。場所によりますが、うちにも24時間体制の院内保育施設がありますし、薬剤師や看護師のお母さん方は昔より働きやすくなっているはずです。

昨年、保育園落ちた日本死ね!』が話題になりましたが、女性の仕事と子育てについては悩みが尽きない問題だと思います。

そういった日本の情勢を踏まえ、薬剤師という仕事が上位に入ってくるのは納得ができますね。

予備校生・ビッツ

フルが難しい場合でも復帰しやすく高給取り、という点は本当みたいだね。

パートでも時給2500円とか(笑)すげぇおいしい。一人で生活するにしろ結婚するにしろ、女性にとっては最高の職に違いない。

保護者に知ってもらいたい「薬学部」の現状

薬剤師・YYK

ただ薬剤師になるまでが…(笑)最大の難関はここです。

➡ 薬学部はどれくらい忙しい?

予備校生・ビッツ

安定のため子供を薬剤師にさせたい親は沢山いるけど、薬学部の現状はかなり厳しい。国試難化によりなかなか卒業させないので、留年者が学年の半分を占める薬科大学もある。

大金をかけ薬学部にやったのに、何も資格がとれないまま卒業、といった薬学生も多いことは知っておいてもらわないと後で泣くはめに…(汗)

薬剤師・YYK

薬剤師という職に対する世間のイメージと、実際の仕事内容・給与に大きな相違はないと思いますが、『薬学部に行かせたら子供の人生は安泰だ』と思ったら大間違いです。

実際、私大の乱立が問題になっているように、お金を積めば誰でも薬学部に行けます。私大の場合は学歴がなくても、喜んで推薦で取ってくれます。

ですが、卒業までが本当に大変です。


大げさに言っているのではなく、本気で大変なんです。

薬剤師や薬学生は分かると思いますが、年々友人が数名ずつ姿を消していきます。入学時にあんなにみんなでワイワイやっていたのに、卒業時に周りを見ると友人がほぼ残っていないなどザラです。

逆に、私ビッツのように留年した上の学年の奴らが、学年の半分を占めるというカオス状態で卒業式を迎えることになるのです。

安定性の為に子供を薬剤師にさせたい保護者の方向けに、また記事を用意したいと思っています。子を含め、家族で泣くことにならないよう、薬学部入学は慎重に。

最後に

「親が子に就いてほしい職業ランキング」といった点で、日本らしいなと思いますし、あまりいい印象を受けないかもしれません。

ですが、「親の言った道を進んで良かった」と思っている子も沢山いるはずなんですね。安定性を求め将来を決めることは決して悪い事ではありません。現に薬剤師の先生方も、理由として安定性を求めている方は多いです。

また逆に、「自分の思う道を進んで良かった」といったお子さんもいることでしょう。

まず、学生時に両意見をしっかり聞ける・話せる親子関係が築けていることが重要だと感じます。職種イメージだけで進路を考えることはとても危険です。

薬学部で言うと、他学部とは比にならないくらい勉強しなければなりません。

優秀な医学歯学部の学生と同じ、6年という期間が設けられている点で、大変さがお分かりいただけるかと思います。

保護者の方も自分の意見を押し付けることにならないよう、お子さんとの会話を大切にして下さい。

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