【合格基準】第102回薬剤師国試の自己採218点で不合格。なぜ?

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103回合格を目指し一年間薬ゼミに通いましたが、うちの教室に「102回の自己採が218点で不合格だった」という人が実際にいました。

え?102回って217点で合格だったんじゃないの…??

基本的にそう考えて大丈夫だったはずなんですが、全てはこの「不適切問題」により運命を左右された人もいたのです。

その人は普段マークミスはほぼなかったらしいので、やはり、今年の103回国試も同じようなことが起こってくると考えられます。

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目次

第102回薬剤師国試、217点合格の真相とは

第102回薬剤師国家試験の合格基準

再度おさらいです。

以下のすべての基準を満たした者を合格とする。
・全問題の得点が434点以上
・必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上

配点:1問2点(682点満点)※不適切問題4問を除いた341点×2=682点

合格得点率:434/682(63.3%)

【採点除外等の取扱いをした問題について】

採点対象から除外する。

問288、問310、問317、問326


全4問

102回薬剤師国家試験に合格するための最低条件

・マークミスなしと仮定し、自己採で217点取れている。

・かつ、採点除外された4問が全ミスだった場合。

【自己採点時】

217/345 (採点除外された4問が全て誤りなので、217の中には含まれていない)

→ 合格発表前であり、345点満点で計算している。

【国試合格発表後・合格基準】

217/341 (採点除外された4問が全て誤りなので、217得点に変動はない)

配点:1問2点(682点満点)とするので、


434/682(63.3%)合格

すなわち第102回薬剤師国家試験においては、自己採点(マークミスなしと仮定)で217点の方が合格の最低ラインです。

自己採点時で、217点以上あっても不合格だった人の点数配分

採点除外された4問が正解していた場合

~例~

自己採点で217点取っていたが、採点除外された4問中1問が正解していた場合

【自己採点時】

217/345 (採点除外された4問中1問が正解なので、217に含まれている。216点+1)

→ 合格発表前であり、345点満点で計算している。

【国試合格発表後・合格基準】

216/341 (採点除外された4問中1問が正解なので、217-1=216得点となる)

配点:1問2点(682点満点)とするので、


432/682 不合格

厚労省が出した4つの不適切問題を、全て「解なし」と薬ゼミが予想し、総点が341点満点での自己採点システムであれば、そのまま217で合格だったはずです。

しかし、自己採点システムはあくまで薬ゼミ視点であり、合格基準を決めるのは厚生労働省です。

薬ゼミが実際に廃問予想として4問を挙げていたとしても、総点からは引かれておらず、345点満点での自己採点でした。

今回の103回も同じことが言えます。

廃問予想は現段階で数問だされていますが、総点は345点満点です。ですので、実際の得点率に誤差が生まれてきます。

ここは薬ゼミを責めることはできませんし、厚労省にしか分かりません。

ある意味、どの問題が不適切問題になるかで運命が決まってきます。

自己採で225点あったとしても、相対基準で不合格の可能性はでてくる?

・自己採で225点

・厚労省決定の不適切問題が多い

・自己採点時で、不適切問題の正解が多い

・基準が64%以上65%未満

以上すべてを満たしている場合は、不合格の可能性もでてきますよね。相対基準をムゴイ例で考えた場合の話ですが。

しかし、当分の間は225で合格ということになっています。

➡ 【薬剤師国家試験】合格基準、試験時間

もし不適切問題の4問が全て正解だとすると…第102回国試を例に考えてみましょう。

【自己採点時】

225/345 (採点除外された4問が全て正解なので、225の中に含まれている。221点+4)

【国試合格発表後・合格基準】

221/341 (採点除外された4問が全て正解なので、225-4=221得点となる)


442/682 合格 (64.8%)

余裕で合格ですね。でも何かこれ…気持ちよくはないよな(笑)

なので、厚労省の「当分の間は225点取れば合格だよ~」というのは、

①不適切問題が少なめ

②不適切問題が多かった場合、自己採で225あった人が落ちるような基準には持ってこない。(64.5%ボーダーなどでは切らない)

と考えていいでしょうね。

103回はもっと基準を下げてくるだろうけど、どうなるかは本当に分かりません。

不適切問題ではなく、どうせなら「全員正解とする」になってほしいですよね。100回が実際にそれだったんですが、この時はまだ相対基準じゃなかったもんな…。

最後に

厚労省の合格発表までは本当に分かりませんが、102回の結果から、1点、問題の正誤により運命が変わってきてしまうことは確かです。

不適切問題の選択によって落とされた、と考えると悔しくてたまりませんよね。

相対基準になったとはいえ、やはりどのような薬剤師国試でも225を目指していくことの重要性が分かります。

合格できますように!!!

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『【合格基準】第102回薬剤師国試の自己採218点で不合格。なぜ?』へのコメント

  1. 名前:名無しの薬学生 投稿日:2018/03/10(土) 12:47:36 ID:5ec58a349 返信

    ビッツさん、はじめまして。私も第103回国家試験を受験した者です。国試前にちょくちょく閲覧させていただいておりました。
    まずは、国家試験お疲れさまでした。私もビッツさんと同じで、基準となる点数は上回っていたので、ひとまず安心したという感じです。しかし、あくまでも自己採点上での話であり、ここの話にもある通り相対基準や廃問により点数が上下するため鵜呑みには出来ないのが現状です。そこで1つ質問なのですが、薬ゼミ及び他の予備校での疑義がある問題に関しては、厚労省の方に通知しているのでしょうか?通知した情報を元に厚労省が判断する仕組みなのか、通知は設けずに、独自に厚労省が問題を見直して判断しているのか、現状どちらなのか分かる範囲で回答してくれると幸いです。

    • 名前:ビッツ 投稿日:2018/03/11(日) 09:21:05 ID:d2ed15918 返信

      名無しの薬学生さん
      はじめまして!国試お疲れ様でした。
      私はただの生徒ですので、申し訳ありませんが薬ゼミが通知しているかまでは分かりません。あくまで個人予想になりますが、厚労省も疑義問題については把握していると思います。厚労省直々に「青本を買いたい」と申し出があり、毎年薬ゼミは青本を送っていますし、問題の作り方も参考にしています。相対基準や足きり緩和も世間の反応を見ていての変更だと思いますしね。
      ただ、薬ゼミや大学側が疑義を出していても、厚労省はそのまま突き通すかもしれないですし、「全ては厚労省次第」としか言いません。ですので、うちの教室では下手にボーダー予想はしていませんでした。自己採点システムでの総点は345点満点ですし、私を含め外野がボーダー予想しても意味ないです;厚労省のみぞ知る、ですので、合格発表を待つしかないですね…