第103回薬剤師国家試験はどうなる?明るい話を無理矢理してみる

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当サイトへの訪問検索上位に、「薬学部 つらい」といった胸が苦しくなるワードが食い込んでいたため、今回はポジティブに考えていくことにします。

いやでも、薬学部がつらいことは否定できません。

実際に辛かったからです。あなたの気持ちすごく分かります。

この話題については別記事で書くことにしましょう。

さて、ネガティブワードが上位を占めているほど薬学生のみなさんは苦しめられているわけですが、苦労してやっと6年まで上がってこれたと思った次は!!

薬剤師国家試験に向けて勉強しなければならないんですよね。

周りはもう働いている人ばかり。卒業させてくれ。つらい。

この記事では「つらい」を禁句にします。なるべく希望のある、明るい話をしていきましょう。

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目次

薬剤師国家試験に関する明るい話

留年した人もストレートの人も、6年生まで上がってこれた自分を褒めてあげよう

6年制薬学部の現状が分かっていない方が見たら「は?」と思うかもしれません。6年まで上がるのが当然でしょう、と。

しかし、薬学部は本当に留年率が高いのです。

➡ 留年しやすい大学・学部の特徴とは?【医歯薬学部が突出】

一番わかりやすいのが、薬剤師国家試験合格率ナンバーワンだったいわき明星大学。こちらの留年率は50%を超えています。なかなかあるものではありません。

➡ 合格率No.1の「いわき明星大学」について考察

これでもう薬学部がどういったところか十分わかるかと思います。

勉強についていけず、ドロップアウトした学生も数多くいます。友が去っていく、そんな厳しく悲しい現状の中、6年生まで何とか頑張ってこれた自分をまず褒めてあげて下さい。

中には留年した方も多くいるでしょう。

私ビッツも留年した経験があるので、苦しかった気持ちは痛いほど分かります。しかし、あなたはそれでも頑張って6年生になったんですよね。

えらい!!えらいんです。

高校生ではない私たちが勉強を続けるというのは、想像以上に大変なことです。どんどん年も取っていきますし、体力や暗記力も衰えていきますからね(笑)

ですので、まず新6年生おめでとう!!です!!

新人薬剤師は毎年8000~9000名は欲しい

難易度の変動が激しい6年制薬剤師国家試験ですが、どんなに難しい試験でも9000人前後は毎年確保しています(第99回は例外)。

  受験者 合格者 合格率
97回 9785 名 8641 名 88.31 %
98回 11288 名 8929 名 79.10 %
99回 12019 名 7312 名 60.84 %
100回 14316 名 9044 名 63.17 %
101回 14949 名 11488 名 76.85 %
102回 13243 名 9479 名 71.58 %

100回の例が一番わかりやすいですが、おそらく廃問無視で225点で切っていたとすると、合格率は55%程度だったのではと予想します。9000人確保の為に無理やり引き上げたようなものなんです。

当サイト管理人YYKさんは第100回に合格したのですが、廃問により合格した知り合いが周りに多くいたと言います。

廃問により合格、といった書き方をしましたが、合格であることには変わりはありません。しかし第100回に関しては、自己採点の時点で225点以上あった人は「真の実力者」です。

それくらいむちゃくちゃな試験だったんですね。

合格発表まで1ヶ月、暗い気持ちで過ごした受験生に謝ってほしいくらいです。

こっちは人生かかってますからね。

そして話が移りますが、データからも分かるように「第101回は合格させ過ぎた」年です。新人薬剤師は毎年10000人以上は必要ありません。

厚生労働省さまがビビったのでしょうか。おそらく第100回でかなりの苦情が寄せられたのでしょう。難易度が変わり過ぎです。

第102回からも分かるように、第103回薬剤師国家試験も9000人前後の合格者を出すように調整してくるはずです。

ですので、第102回より難しくなったとしても、99回や100回みたいな難易度には戻らないと予想できます。

絶対基準から相対基準への変更は、今のところは喜んでいい

~従来の薬剤師国家試験の基準~

  • 絶対基準
  • 配点は1問1点の345点満点
  • 65%(225/345)以上の得点で合格

第102回では相対基準制度による大幅な変更が行われました。

第102回薬剤師国家試験の合格基準

以下のすべての基準を満たした者を合格とする。

・全問題の得点が434点以上

・必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上

厚生労働省

第102回は、配点が1問2点に変更され、総得点63.6%以上で合格となっています。

➡ 薬剤師国家試験の合格基準・相対基準

合格基準

総得点について

これまでの得点率による絶対基準を見直し、平均点と標準偏差を用いた相対基準により合格者を決定する。

その際、これまでの絶対基準を用いた合格基準でなくなることによる教育の現場や受験生の混乱を回避するため、当分の間、全問題への配点の65%以上であり、かつ、以下の基準を満たしている受験者は少なくとも合格となるよう合格基準を設定する。

厚生労働省

当分の間、ですので、第103回薬剤師国家試験も65%以上を取れば例外なく合格できます。逆に、第102回のように63.6%の得点で合格できる可能性もでてきます。

今のところは、この基準にデメリットは見当たりません。

薬剤師国家試験の足きり緩和は、素直に喜んでいい

必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上であること。

厚生労働省

必須問題の各科目足きり緩和(各科目得点50%→30%)

一般問題の薬学理論問題各科目足きり廃止(35%→なし)

必須の足きり50%で泣いた受験生の方も、今までに多くいるのではないでしょうか。それが30%に緩和されたことに、私たちは素直に喜ぶべきです。

なぜ、相対基準の導入や足きり緩和の処置をしなければならなかったのでしょう。

絶対的な理由は第100回の薬剤師国家試験にあります。

もう二度と、第100回薬剤師国家試験のような廃問だらけのテストを作るわけにはいきません。色々と振り回されてきましたが、私たちは今、素直に足きり緩和を喜び、確実に合格を勝ち取る為に全力で勉強するのみです。

あと1年頑張れば、薬学部とさよならできる

最後の1年が、一番勉強しなければならないというのが大変酷ではありますが、逆に言えばあと一年だけなのです。

楽しいこともあったはずですが、きっと勉強の辛さが上回った学生生活になっていたのではと思います。しかし、本当にこれで最後。

あとは薬剤師になるだけです。

そんな簡単に言うなよ!!その最後の1年がんばることがつらいんだよ!!いやなんだよ!!簡単に薬剤師にはなれないんだよ!!!

と言いたくなると思いますが、しかしあなたはやっと、ここまできました。

それは間違いないことでしょう。

まとめ

薬学部は確かに大変ですしかなり辛いです。しかし、あと1年です。

あと1年がんばって下さい。

浪人・留年・就職を経て薬剤師国家試験に再チャレンジする私が言うのも変ですが、これだけは確実に言えます。

先延ばしにしていると必ず後で後悔します。自分を苦しめるだけです。

私は今それに気付き、この1年を頑張っていこうと決意を固めましたが、皆さんにはなるべく早くに薬剤師国家試験に合格して頂きたいです。

仕事を始めてからも大変なことはありますが、薬学部やテストから解放されると思うとやる気が出てくると思います。

今はとにかく、薬剤師国家試験に合格するために1年頑張っていきましょう!!

私も頑張ります。

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『第103回薬剤師国家試験はどうなる?明るい話を無理矢理してみる』へのコメント

  1. 名前:薬学生A 投稿日:2017/05/29(月) 17:47:30 ID:a889d539d 返信

    辛い学生生活であったということではなかったとは敢えて言いませんが、いろんな意味で
    色んな方に支えて貰えたのではないかなと思います。
    私の場合、先輩に恵まれたのもあり、いろんな情報を教えていただいたことがありました。
    そのお蔭で、自分なりに勉強法を考えることができたので良かったと思います。
    ビッツさんも、そういう助けになる存在のYYKさんにいろんな情報を頂けるといいですね。
    お互いに頑張りましょう。